今回は、今月開業した内科クリニックのA内装工事会社が起こした問題を書きます。
今年の4月、B社からC先生が開業したいので、物件を紹介して欲しいと依頼がありました。運良く、D駅に通じるE商店街の真ん中に新築の2階に物件がありましたので、紹介しました。この場所は、人通りも多く1階のコンビニの1日来客数は800人を超えるほどで、市場調査の結果も、1日推定外来数が80人と多く、場所的には問題ない地域でした。この事をC先生へ伝えると、内見を行う前にテナントの平面図を見たいということなので、平面図を送りました。1週間後、平面図が出来、場所も気に入ったのでC先生の知り合いのA内装工事会社と一緒に内見を行いました。この、A内装工事会社が問題を起こしたのです。
この内見時に、同行したC先生の知り合いのA内装工事会社がクリニックのサンプルの平面図を持参していました。この図面を見ると、待合室の椅子が4人分しかありませんでした。私の経験から、この場所は多いときには患者様が80人から100人は受診する可能性が高いので、椅子が4人分では不足すると思いました。おそらく、このA内装工事会社はクリニックの工事経験が無いと思ったので、A内装工事会社から今までどの位、クリニックの内装工事を行っているか聞きました。回答は、2か所でした。案の定、予想した通り経験の無い会社でした。