これから新規クリニック開業をしようとしているドクター、開業場所が中々見つからないドクター、内装費は本当に適切な数字なんだろうかと思っているドクター、色々なお悩みにお答えいたします。
経営不振

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 

                             

あっという間に、12月も半ばに入ってしましました。

現在、私が開業のお手伝いした先生ではないのですが、2〜3年経過しても軌道に乗らないのでどうしたら良いかという相談の対応や、開業用の物件探しのご依頼が沢山、来ているので、来た順に対応しております。そのため、8月以降に物件探し等のご依頼がありました先生方への対応が遅れており、大変申し訳なく思っております。

この紙面をお借りして、お詫び申し上げます。

                                

お願いがございます。相変わらず、物件のお問い合わせを行ってきた方へ物件の紹介を行っても、その物件に対して賃借するかどうかの可否や感想を連絡してこない方がおリます。

以前もお願いしたのですが、物件の紹介を受けた場合、賃借の可否の回答をいただきたいのです。

当社は、物件を紹介する前に物件を依頼してきた方の競合施設がないか、開業に適した施設かどうか等を調査してからご紹介をしております。

皆様には見えないところで様々な作業を行っており、ご紹介するまで手間がかかっております。

この事をご理解いただき、物件の紹介を受けた場合は、必ず賃借の可否やテナントの感想を書いて回答していただきたいと思います。

 

今年は、開業して2年から3年しても1日外来数が15人から20人しか来ないので、どうしたら良いかという相談が5件も来ました。相談に来た施設に共通していることは、開業前に詳細な診療圏調査を行っていないことです。

このブログで何度も書いているのですが、一生に一度の開業であるのも関わらず、開業の基本中の基本である診療圏調査を信頼性の低いパソコンソフトの調査だけで済ませているのか、理解できません。

相談に来られた方の2人は、大きなAコンサルタント会社でコンサルティングを受けて開業しておりました。A社も、市場調査はパソコンソフトで作成するだけです。これでは、経営不振になる施設が出てくることも仕方がないことです。

 

前置きが長くなりましたので、本題に入ります。                                    

今回は、3年前に薬品卸会社の開業支援を受け千葉県で開業したが、1日の外来患者数が15人から20人しか来ないのでどうしたら良いかとの相談でした。

そこで、詳細な診療圏調査を行ったところ、1日推定外来数が23人でした。この調査結果では、経営指導を行うことは難しいのですが、ホームページの変更や競合施設の差別化等をアドバイスいました。

 

 

私としては、開業後に経営相談に来られるのではなく、開業前に相談に来ていただきたいと思います。そうすれば、経営不振になるような場所はご紹介しません。

ちなみに、婦人科で開業希望の先生がおりましたら、ご相談をしていただければ半年以内に月間で黒字化する場所をご紹介いたします。

 

結論を書きます。いつも書いておりますが、開業する先生方は不動産契約前に必ず詳細な診療調査を行ってください。大きなコンサルタント会社作成した診療調査でも、過信しないで中身を良く確認して下さい。

次回は、私の師匠が経験した人事について年内に書きます。

 

お読みいただきまして、ありがとうございます。

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経営不振

急に暑くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

実は、10年前から構想を練ってきました漢方を基にした「薬膳レストラン」を、4月5日に自由ヶ丘駅北口から徒歩5分の場所で、開店致しました。

このお店は、開業後に早く黒字化させるための集患対策として「食育や薬膳料理セミナー」を行う事を目的の一つに挙げております。今後は、新規開業のお手伝いをさせていただくお客様を対象に、開業後に患者様や地域住民に対して食育や薬膳料理セミナーを行う予定です。

 

今回は、開業してもなかなか黒字化しない施設の事を書きます。

相変わらず開業後、事業が軌道に乗らないのでどうしたら良いかとの相談が多くきております。

表には出ておりませんが、開業してもなかなか黒字化しない施設が増えているように感じます。その理由は、何度も書いておりますが、基本的な市場調査を行わずに開業した先生が多いからではないかと思います。

 

今回は、千葉市で開業したA先生の事を書きます。

A先生は開業して半年を経過しても、1日の外来数が10人程しか来ないとの事で、どうしたら良いか相談に来られました。

A先生から、どこの会社が開業のコンサルタントを行ったかをお聞きしたところ、本業は物販でコンサルタントは片手間に行っている会社でした。この会社は、コンサルタント料金は無料なのでコンサルタントを依頼したとの事です。

 

A先生から相談が来たことは、これもご縁だと思い市場調査を行いました。調査結果は、1日推定外来数が21人でした。この数字は損益分岐点以下なので、この場所で開業を継続することは難しいのではないかと報告しました。

A先生は私のアドバイスに納得して、移転することにしました。幸いなことに、A先生が希望する地域に良いテナントがあることを知っていましたので、ご紹介をさせていただきました。この場所は、1日推定外来数が62人と多く、損益分岐点を大幅に超えているのでA先生は12月に移転すると決心しました。

 

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相談
 今回は、8月に開業後の経営不振と新規開業の相談をしてきた、2人の先生のことを書きます。
 最初は、開業してから8か月経過したが外来数が1日平均15人しか来ないので、相談に乗って欲しいと連絡があったケースです。A先生は、開業前に本業以外に開業コンサルタント業務を行っている有名なB社から、群馬県T駅から徒歩20分の住宅地にあるテナントを紹介されて開業したようです。B社の市場調査では、1日推定外来数が60人以上見込めるとのことで、B社以外のCコンサルタント会社も同じような内容だったとのことです。

 そこで、簡易市場調査を行った結果、1日推定外来数は21人から23人しか算出されないのです。これでは、特殊な治療方法で広範囲から集患を行わない限り、いくら広告・宣伝等の集患対策を行っても損益分岐点には乗らないでしょう。A先生には申し訳ないのですが、詳細な市場調査を行いその結果で移転するか勤務医になるかの選択をするしかないのではと、回答しました。
 私の想像では、A先生が相談したB及びC社は同じような市場調査ソフトを使用しているので、1日推定外来数が同じような数字になったのでないかと思います。毎度、同じことを書いていますが、市場調査ソフトは、診療圏の阻害要因を無視し、受療率の数字が大まかであり、人口データが古く、競合施設の競争力を無視しているので、計算された数字はほとんど信用できないのです。特に内科は、一部の地域を除いて殆どあてにならないのです。
 これからも、このような施設が出てくるのかと思う、悲しい気持ちになります。市場調査に疑問がある場合は、ご連絡をいただければ、出来る範囲でアドバイスをさせていただきます。

 次は、神奈川県のD駅前でEコンサルタント会社から紹介された物件が、新規開業に適しているかどうかの相談をしてきたケースです。F先生(内科)が紹介された住所を聞いて、簡易市場調査を行いました。調査結果は、1日推定外来数が35〜38人で内科の損益分岐点すれすれの数字でした。
 次に、物件の平面図を見せてもらうと、建物は6階建てで1階に調剤薬局が入居予定で、2、3階がクリニック、4から6階がマンションでした。F先生は2,3階を賃貸して診療するとの事でしたが、この2階から3階へ行く内階段がないのです。通常、保健所は患者様とマンションを使用する人の階段は別々に設置しなさいと指導します。


 
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